いとしきてかなしはちがつのおくりものなつのまぼろし
なつのかぜのにおいがあの日のきおくせんめいによびさます
いちどだけくちびるをかさねてむねにだかれねむった
いちねんまえのえがおのさよならは
きっとすぐにつぎのこいがみつかるはずだった
なごるむねのあつさがよびおこすいたいほどまぶしいほほえみを
いとしきてせつないはちがつのおくりものきみはまぼろし
かぎりあるときのすなはまでふたりつきのしたでであった
きみはとおくのだれかのやさしいなみにさらわれたのだろうか
なつのあの日にいまもありがとうと
うつくしくつたうこともぬぐいさることもできず
きみをおもえばねがいはほかにうかばないもういちどあいたいと
いとしきてかなしはちがつのおくりものなつのまぼろし