いまもわすれないよ
しとらすがゆうやけにかおってきえる
はじめてのこいはみのらないっていうけど
それでもぜんりょくですきでした
さくらのはなもいちねんにいちどはかならずさくのにね
つたえたいことばがおうすぎてからまわりしてはないたかった
おとなになったらありふれてるそんなはなしでも
いまもわすれないよ
しとらすがゆうやけにかおった
こうすればよかったってきおくならびかえては
せつなくなるよああほんとうにすきだったんだ
いつかこうかいとかおもいでもにじんでくのかな
きみがわらったかおもはなにかかったこえも
ばいばいありがとうてをふる
きみはいつだってじてんしゃでおいこして
じゃあねっていったよねかえりみち
ずっとそのせなかみおくっていたんだよふりかえるきがして
ときのながれにうずもれながらきみじゃないひともすきになった
それでもなぜだろうあのころだけとくべつなままで
すこしあせたそらにしとらすがふっとかおるたび
なくしてしまったなにかよみがえるきがして
きみがいたきせついったりきたりする
にどとあえないからこんなにもほろにがいのかな
ふりかえらないままきみがみえなくなった
とおいまがりかどうかべる
おもえばそうきみとむすばれること
そのいみもしらないで
ただゆめばっかみていたね
きみもゆうぐれにおもいだしてるの
あの日のにおいやふきぬけるかぜを
いみのないこいなら
なにもかもとっくにきえてるよ
むねをちくっとさすのはいまでもだいじだから
いえなかったけどすきになってよかった
ずっとわすれないよ
しとらすがゆうやけにかおった
きみがわらったかおもはなにかかったこえも
ばいばいありがとうてをふる
まっかにそまるまちのかたすみ
めをとじればかんじるしとらす