砂の海でさびたしゃべるをもって
まるでたたかうように夢をほるひと
あかくもえるたいようにみをやかれても
ひっしではいあがろうとする
あいするひとのいのちにあたいがついた
そこらなかにあたまをさげてもたりなくて
石油でもほるいがいないんじゃないの?」って
ひにくをほんきにしてとびだした
でもほりだしたのはながいとしつき
Sir Destiny、あんた、人のいのちをころがしてたいそうたのしいだろう
わらえよみてるんだろう?この俺がじたばたもがいてるのを
しんだまちでよるのドレスまとって
つくりはなしのようなあいをうらされるひと
だれかのむねにうでにみをあずけても
こころはただひとりをまつ
あいするあのひとはやさしくうそをついた
ふたりはだいじょうぶあしたをしんじてまっていてくれ
しんじられるようそなんてどこにあるの?」って
おもいながらもそのことばをおまじないないように
つぶやきつづけたながいとしつき
Sir Destiny、あなたでもこのきもちをうごかせないでしょう
いくどめのあさもかわらずやさしいあのうそをおもいだしてる
夢をほるひとそれをまつひと
さだめよりもたがいをしんじていた
とあるまちのちいさなきょうかいでやさしいながいきおばあさんがねむりについた
とくにうごけなくなってからもまいあさなにかをつぶやいてほほえんだ
砂の海でおれたしゃべるをもってつくりはなしのような夢をほるひと
きざまれたしわの奥のひとみはいまだひっしでただひっしで
ほりだしたのは
Sir Destiny、あんた、俺をみてるか
もうあきた」なんていわせないぞ
いまにも夢をほりだしてみごとくやしがらせてやる
Sir Destiny、俺のゆめってなんだっけ
なにがここまで俺をうごかしていたんだっけ
だいじななにかをまさせていたような
夢をほるひとそれをまつひと
いくつものよるをのりこえたうそ