ウララカなるさえずりはあさいねむり「きみ」をよぶ
らたいをつたうおんどがめざめのじかんをつげて
ゆめをみるほどにゆめははぐくめはずなのに
いつからかゆめのなかでしかねむれない
なぜぼくはすかしたそらのもとでてをのばさず
にまちこがれているのだろう
こわしていくりそうだけのせかいゆめをやどしながら
いまどこへむかいどこへゆけばいいのか
おそれずにはねのもついみをそらへとせばいい
もうもどれないもどらないからぬぎすて
すぎさりしひの「きみ」をわすれない
なにもかもすいこまれそうあおにさそわれるままに
かぜをうけいれるぼくははばたく
のぞんでるぼくをだくははなるうでにこたえたいとえみせてあげるこのつばさをかざして
しゅうえんはそうぞうのはじまり
こわしていくりそうだけのせかいゆめをやどしながら
いまどこへむかいどこへゆけばいいのか
おそれずにはねのもついみをそらへとせばいい
もうもどれないもどらないからぬぎすて
すぎさりしひの「きみ」をわすれない
いつかまたあたらしい「きみ」をよぶひがくるだろう
むかえくるうまれしゆめを