ながいふゆにえだをこおらせた きのしたで
こごえそうなしろいゆびさきを つつみこんだあの日
とおざかるせなかみつめ ぼくはきみへはしりだした
おさえきれないおもいが とめどなくあふれだす
はなれていてもぼくたちは そばにいるはずなのに
やがてゆきはとけ あたたかな かぜがふけば
きみのおもかげも きえてしまうのかな
ゆめからさめたみたいに ふいになみだながれだした
ふたりでみあげたそらを このへやにうつしだす
ねむれないこんなよるには だきしめてくれたのに
ゆきがまいふるこのおかにのこされた しろいきみのようなはな
そっとだきしめ
きみとであったここから ぼくはひとりあるきだすよ
とりもどせないふたりの ひとふゆのおもいでと
ゆきともにきえたこいを わすれないはずだから