Kin'yobi, Kimi no Inai Hatsuyuki

マニキュアをぬったばかりで
すぐきみがときったまげかぶ
よそうどおりつめがふれて
ぬりなおしたちおこっていた

あのときのマニキュアだけが
いまものこったまませつない
いじになったきみをいつも
わらってみていた

きんようびのよるになると
あしたどこにいこう？って
はりきるきみねむいぼく
あれはしあわせだったんだ

おんりょうあげたテレビは
はつゆきのニュース
さむいしくっつけるから
うれしいなんていってわらってた
きみのすきなふゆがくる

なにもかもうまくいかなくて
きつくてもひとにはいえなくて
そんなとききみとでかけて
たわいもないはなしをしたね

かえるころにはふたりして
おなかかかえてわらいすぎて
すごくげんきをもらえた
ことをおぼえてる

じぶんらしくいられるばしょ
そうはないんだってこと
いまさらおもいしてる
いつもしあわせだったんだ

はじめてきみとあったひ
でんわではなしたひ
はじめててをつないだひ
だきしめるつよさをしったひ
ぜんぶわすれないだろう

はんぶんほしかったまふらー
ちゅうしゃじょうのゆきたるま
しばらくはまだ
おもいだしてしまうけど

おんりょうあげたテレビは
はつゆきのニュース
さむいしくっつけるから
うれしいなんていってわらってた
きみのすきなふゆがくる

きみのすきなふゆがくる