そこはなにもみえなくてまたもとめてもなくて
くもにおおわれたつきがもどかしそうにしてる
かぜがとおりぬけるたびふとあしをとめてみる
ちょうどここはあのうたをふたりくちずさんだばしょ
つかれたぼくはひろいくさむらによこたわる
どうしてぼくのむねはこんなにもあつくなるのでしょうか
ほしにねがいを」なんておもった
きみはもうここにいないとわかってるはずなのに
ああぼくはきょうここにきて
いるはずのないひとをいつまでもおっている
そしてほしをかぞえねむろう
いつかよぞらにきらめくきみをみつけてみせます
またぼくのところからふたたびきえていくの
きみをみつけられたらぼくをむかえにきてくれるでしょう