たかくのびたふたつのかげたち
よせてかえすなみのようにじゃれて
ふいにふれたゆびさきちょこれーとみたくあまくにがいよ
とおく…うみなりのおとわたしのおくにあるさいれん
あおぞら、すいこまれてら
こんなおもいごとつれさってよどうか
あしもと、からまることば
じゆうがきかなくてただだまってわらう
まだいえないよでもはなせないつないだこのて
じょそうきょりをうまくとれずに
とべないままためらうまいにち
きいてこえにならないもどかしいのどをかきむしっても
ひびくむねのこどうはふりむいたひとみになにをもとめる
どしゃぶり、ぬれるくろかみ
いっそぬぎすててしゃつもくつもあいも
すきだよ。”まっすぐなひがためすようにともる
ふみこんだらさいご
でもしってるんだはじまってたこともどれないこと
わたしも。”ふるえるこえが
そでをつかんでふみこんだせつな
どしゃぶり、すがたかくして
こんなふたりごとつれさってよどうか
ねえしってたんだはじまってたことあいしてること