なくすいたみしったよるから めにうつるまちいろをなくした
はかなすぎたきみとのこい さいごの\"くちづけ\"にもきづけずに
ひと*のしせんきにすることなく
すなおに\"すき\"といえた
きみのSAYONARAにぼくはみみをふさいでいた
げんじつをうけとめたくはなかった
いつものかえりみち ひとりあるきながら
となりでわらうきみだけをさがしていた
きらうことなど できるわけもなく
きずつけるなら もう\"すき\"ともいえず
いつからかきみにふれていても
わかれにおびえつづけていた
おもってもいないのにぼくは
"しあわせになってくれ\"といった
きみのSAYONARAにぼくはみみをふさいでいた
げんじつをうけとめたくはなかった
いつものかえりみち ひとりあるきながら
となりでわらうきみだけを
いろをなくしたこのまちで しろいからすがずっとみていた
けれどぼくはいつかきっと いろをつけていくんだ
たとえそれがいっしょくずつでもいいから