Hitohira

空に浮かべた月を見つめ
月の姿に霞む一ひら

失くした心 眠りとの狭間に
揺らぐ気持ち 見逃さないで
抱きとめた

欠けた月がゆるり滲む胸の奥深く揺らして
君だけが俺にくれた満ちていく輝きごと
伝えたい 'ありがとう'

知らず知らずにすれ違った
傷をなぞれば痛みこぼれる

初めて触れたかえがたいとうさ
偽り以上に締め付け落ちた
ひとしずく

失くすことでやがて気づくこの目ふさぐことは罪と
君だけが手を伸ばしたまっすぐに包み込んで
生まれたての愛を

重なる想い辿り着いたのなら
微熱に溶けた震えるような
口づけを

欠けた月がゆるり滲む胸の奥深く揺らして
君だけが俺にくれた満ち足りた輝きごと
伝えたい 'ありがとう'

君を永遠に刻み込んで