手のいように長いえびたちがそろそろとおきました
あれらは常に正確に仕事をいこうのです
灰色のごみが舞い散る空間、静けさひとつがまとめあげる
長いまつげ、まぶたをとじているからだがひとつ
彼女は常に金箔したうるわしきをたもつのです
掃除を熱心にいこうあれらの努力によってたもたれている
ある日、一匹は恋をしてしまったんだってさ
まったく動かない彼女を見て、美しいと思ったんだってさ
あこがれはあこがれのままそれは純粋なのかな
僕は遠目に見るだけで何もできない
それはえびと彼女の場合よりだいぶ恵まれているのだけど
いつもこの話を思い出して目をつぶる。深海につぶる
長いまつげ、まぶたはとじているからだがひとつ
彼女は私とは違う平行時空にいるのでしょう
平成を熱心に装う私の努力は気づかれるわずもなく
ある日、彼は恋をしてしまったんだってさ
さあ輝くばかりの彼女を見て、美しいと思ったんだってさ
あこがれはあこがれのまま。それは純粋なのかな