しにたくてめをとじた
ぼくのすべてむにかえし
きおくからきえていとねむれずかんがえていた
くもりぞらあめちらついて
きのうのてんき、うそのよう
"いきるくつうもにてるな\"と、あめにうたれてみた
かぜ、ひとたびふけば
うつろうけしきどうころぶ
ふかくぜっかいのそこへとしずみひとり、からにこもれど
うれいはむだとさとすそのえがおにすくわれる
ふかくおぼろもりやみへとすすみこころまゆにとざせど
なげきのいとむれをほどき
あかつきのやみたたずみてこのてにのこりしぬくもりにとう
いつかせせらぎにささぶねうかべ
あのばしょへかえれますか
あめに、つぶやいた
"あした、てんきになれ\"