Airando 
    きみにすかれて きみからはきらわれたんだ 
 ぼくはうしろがわ かめんをしのばせる   
 わらったかおはひきつって ながしたなみだはさめていた 
 りそうやあいのことばはくちよりもまえへひびかない 
 しんぞうのおとがこまくやぶるよ   
 かなたからみかづきのあかりにてらされたみち 
 ぼくはどこへゆけばいい そとはつめたいかぜ すすきがゆれているよ   
 ひかりをもとめて やみもすてきれてなくて 
 ぼくははいろのそらをながめている   
 ろうそくのあかりたよってこころをたびしているんだよ 
 そこでもつけてしまった たとえそれがみにくさであれ 
 たいおんをだいてこきゅうつづくよ   
 からだからただ あのゆめがあせてくのをみていた 
 ぼくはきみにあいたくて かぜのまどろみのなかとびこんでふるえているよ   
 もどれないかな もどれないよな 
 とどかないよな それがときなら   
 とおいきおくのたいようがぼくのこころにはいりこむことはなくて 
 ひとみをとじて ときはとまらず ひとはかわらない   
 かなたからみかづきのあかりにてらされたみち 
 ぼくはどこへゆけばいい そとはつめたいかぜ ほしぞらがゆれているよ 
 こたえをまちいばしょなくしよごれてしまった 
 ぼくのじゅんすいのような かけたつきのあかりできみのかげさがしているよ 
 もどれない ときのなみおよいでいるよ