ぼくはシャツのそででながしたなみだをふいたんだ
そらにはゆうぐれのつきあかいたれまくのした
もどかしくいきるひびのすきまをうめたことばは
たよりないきみがぼくにみせるよわさだった
くだりざかをじてんしゃこぐいつもからまわり
ひがしからにしはてからはてまでとおりすぎてゆけ
ゆうひあかくそめそらにはとり
あたりまえのにちぼつのなかで
きみはいませなかごしになにをいおうかかんがえてたんだろう
ぼくはみかづきのかげをしたゆびでかくして
かわいためのokuのほうへおしかんだんだ
みちなりすすむふたりひきずってあるくながいかげ
そらにゆうぐれのつきあかりたれまくのした
ゆれるかたがかなでるりずむあるくひとのなみ
うそからなやみつぎからつぎへとくりかえすだろう
ゆうひあかくそめそらにはとり
あたりまえのにちぼつのなかで
きみはいませなかごしになにをいおうかかんがえてたんだろう