誰もいない教室じゃみんなは死んだと勝手に決めつけて 
 肌身離さず持続けているリコーダーを取り出す 
 不健康な癖にね 
 笛吹きだよと言う 
    そりゃもう 
 365日痛い子でね 
 ヘタクソでねヤケクソでね 
 365日笛を吹けば 
 ここにもいつか花が舞う 
 誰かが私を見ていると 
 キョロキョロしている不協和音 
 フラフラ舞う   
 誰もいない教室でようやくみんなにお花を添えたのに 
 死ぬ価値ない自分が取り残されただけだと言う 
 ひたすら泣くのさ 
 花粉症音楽   
 そりゃもう 
 365日痛い子でね 
 ミツアミまで意味ありでね 
 365日笛を吹けば 
 ここにもいつか花が舞う 
 花水流れるルルが聞く 
 春の風に乗る不協和音 
 フラフラ舞う   
 ひらりひらり風に舞うよ 
 いかれ散った花吹雪 
 窓の外へお空眺めけ 
 わるよいし流れながら飛んでいくよ 
 春夏秋冬週よバイト 
 高く高く飛んでゆけ 
 吹いた息は続く続く 
 幼い風を運ぶ   
 吹いた息は続く続く 
 空を走る花吹雪 
 孤独すぎて信じあいそうな 
 メロディ携えてどこまでも 
 春夏秋冬週よバイト 
 高く高く飛んでゆけ 
 君の風は幼い風は証し だから   
 吹き続けてね花ちゃん 
 その花咲いたメロディが例え教室の奴らなんかに 
 馬鹿にされてしまおうが 
 吹き続けてね花ちゃん 
 きっと君だからまた泣いてしまうことも たぶんあるかもしれんが 
 フエフキの名に恥じぬように