あたまのなかできこえるきみのこえが
いまもぼくのこころをゆさぶる
きおくのなかできみはいつでも
やさしくほほえんでいるよ
あの日かえるとちゅうきみとふたり
わらいながらてをつないで
ずっとずっとこんなときがつづくとおもっていたのに
きみがさいごにいったことば[いままでありがとう]が
ずっとなりやまないんだ
あいたくてあいたくてこえにならないこえで
きみのなまえをよびつづける
かなしくてくるしくて
ひとりのよるがこわいから
よぞらみあげて
きみをさがしてる
きみがくれたゆびわをいまもしてるよ
これがふたりのさいごのきずなだから
とおいとおいせかいできみはいまも
ゆびわをつけてくれているの
いつか
いつかきみにつたえたいとおもっていたきもちが
ずっとずっとぼくのこころのなかにねむっているままで
どこかでぼくをみまもるきみにとどくように
ぼくはこのうたをうたうよ
あいたくてあいたくてこえにならないこえで
きみのなまえをよびつづける
かなしくてくるしくて
ひとりのよるがこわいから
よぞらみあげて
だいすきなきみのことを
ずっとわすれないよ
うつりかわるけしきのなかでも
さいごまでいえなかった
このことばをきみにおくるよ
きみのことずっと
あいしているから