いちおうの[mata ne...] せをむけたあなたのかみ
はるかぜをまってうすれていくのこりが
あしたからいたみはひをおうごとましっていくでしょう
あしたからあなたはたんたんとわすれていくでしょう
さくらのまうきせつまでまってせめてぼくらはかれを
いそがしいあなたのことだからとどかむねがい
とつぜんのさよならひつぜん
こどものころもかさぶたをがまんできず
とちゅうではがしてはおこられてたかわらない
あれからいくつかのこいをしたふりをしたぼくに
じゅうわきこしあなたは
おだやかにうなづいたそうじゃない
あいたいきもちとはうらはらにおくびょうなよるをかさねて
じかんだけがただすぎていくよのこされたまま
あの日からひとつもすすめない
たまにくれるねやさしさのあかいえもじうれしくない
それよりずっとほしいのはほんとうのさよなら
すごくこわいけどあるきだすよ
さくらのまうきせつまでまってせめてぼくらはかれを
いそがしいあなたのことだからとどかむねがいい
とつぜんのさよならひつぜん
さよなら、ありがとう