もてあますあせかいで
あなたどうやったってこうていされて
ぐうわよりふかしぎ
ひとしれずかいりしていくむそう
とうせんぼうをしないで
みらいがそのところでぼくをよんでいるのに
そうけいをえがくも
くろいはいとしょうしとうたされた
うしみつみかづき
くらがりのなかただほしがゆれていた
らんたんとないふが
あればじゅうにぶだとおもえた
ふみこんだじゅかいで
ふくろうのひとみみすかすゆうき
おくびょうとはつまり
せいぞんほんのうのごさだろう
ゆめにみたせかいのはて
そのくものうえにうみのそこにせがんだてのひらを
さんはんきかんのかたつむりたちおよいで
あおからあおへつなわたりみちびいていく
とうめいをあいしてしまった
とうめいをあいしてしまった
だれもかれもしんじえないえそらごとをしんじて
さいはもうなげられてさいしょにはもどれない
こがれたゆめのぜんぶがまさゆめだとねがってすすんでいく
いくせいそうをこえて
しんりはなんどもりんかくをかえた
よげんしゃのさいらい
かたるはひげきのとりろじい
きょうげんもまことも
せいだくをあわせてのみほしめいてい
はかあらしのほうてい
いつかきっとくつがえるのだろう
ちっそくするほどみとれるあお
はいでるむすうのほうまつ
ふかくふかくしずむほどこまくにつまるこえは
まぎれもないうたがいのよちもない
ゆめにむらがるさかなたち
わるおそれずといただす
おまえのせいだろう’ああ
どうだっけなあ
とうめいをあいしてしまった
とうめいをあいしてしまった
だれもかれもしんじえないえそらごとをしんじて
どうようにみたせなかったどうしんにすくってしまった
ゆめがたべたきせつのたいかをだれがしはらうんだ
とおいひのしょうねんはくぎんのうろこへ
うつる、くらい、ふかい、あまい、ながい、かげをみている
とおいひのきおくみずからへとかさねて
きづく、くらい、ふかい、あまい、ながい、いのちのぼうきゃく