幻想物語 組曲
Chronicle 2nd
それは ... 歴史をたどる少女と世界の物語
歌いたい歌があるんだ ... 辿りたい道があるんだ
守りたい丘があるんだ ... 誇りたい薔薇があるんだ
冷たい戦いがあるんだ ... 聞かせたい歌があるんだ
語りたい後悔があるんだ ... 掲げたい右腕があるんだ
どんな時でも僕らは諦めない
歴史の彼方遠くて近い空
君との約束受け継げる想い
終わらない僕らの Chronicle
ルキア＞よ ... 私は悲しい
君ならば初の真理が理解できると思っていたのだがねえ
まあよい ... 歴史を変えられると思いあがっているのなら
いつでもかかっておいでなさい
Black Chronicle
物心ついた時母はすでにいなかった
ほのかな悲しみは優しい子守唄
似たような奴はどこにでもいるさ
生まれてくる前に父もすでにいなかった
確かな憎しみは激しい恋心
似たような奴は何人もいたよ
違う星を抱いて生まれてきた僕らも今は
同じ空に抱かれてるそれなのに ... それなのに
あの頃僕らが夢見てた未来へ駆ける白馬を
追いかける影があることも知らなかった僕らを乗せて
走ってゆくよ ... 予言された終焉へと
Black Chronicle
Black Chronicle＞それは「存在してはならない書物
とあるカルト教団の施設より謀謀された
前に十四巻からなる黒い表紙の古書
そこに知らされていたのは勇士以来の数多の記録
ある種の整合性を持つ歴然とした年代記
それを史実と認めるならば
我らの根底してきた歴史とは何のだろうか
初の奇術は未来にまで及び一つの終止に
複数の葉を芽吹かせ恐くの花を咲かせる
その最大の論点は近い先この世界が
終焉を迎えるという＜史実
どこまでが味方でどこからが敵だ
そこを見誤ると歴史にほふられる
オノオノで勝手に境界を知ってる
白地図に刻むは争いの軌跡だ
ああ ... 狭い ... ここはなんて狭い世界だ
Justice
敵は全部殺すんだともよそれで一時安心だ
こう世界？ああ ... 幸せ世界
幸せ世界？それで ... こう世界
けれど味方も敵になるんだならば先手打って殺すんだ
こう世界？ああ ... 幸せ世界
幸せ世界？本当 ... こう世界
しかし敵はなくならないんだから怯えながら暮らすんだ
こう世界？ああ ... 幸せ世界
幸せ世界？それで ... こう世界
されどそれを繰り返すだけだそれが幸せを掴む道だ
こう世界？ああ ... 幸せ世界？こう世を掴む道だ
間違ってるそんな論理は間違ってるんだ
この世界を売るうとしてる奴らがいるんだ
気づくべきだ気づいたなら戦うべきだ
たった一は風に向かう白馬のように
あの頃僕らが夢見てた未来へ託した地図を
書き換える影があることも知らなかった僕らを越えて
走って行こう ... 予言にない＜始まり＞へと
Black Chronicle
物心ついた時母はすでにいなかった
病師だと僕に告げたのは
孤児である僕を引き取り養育した組織だった
組織には似たような奴らが何人もいた
やがて組織に疑問を抱いた僕らは組織から逃亡した
