アルバレス ぼうめいのほうは ていこくのみならず
ガリアぜんどに つよいしょうげきをひびかせ はやった
じだいはえいゆうをもとめ はんげきののろしはあげられた
きゅうカスティーリャりょうが ていこくにたいしどくりつせんせんをふこく
きゅうロンバルドりょう きゅうプレウゼンりょうがそれにつづき
ていこくないぶでたかまりつつあったせいせんへのはんかんがついにばくはつ
アルバレスをたよりぐんみんとわずぼうめいしゃがさっとう
さらにしれつなよんしょうめんさくせんをしいられたていこくは
しだいにりょうどをけずられこくりょくをひへいしていった
そして ... せんきょくのるてんはじだいにひとつのけつだんをなげかける
それは ... こうていセント・シルデベールろくせいより
ブリタニアじょうおうへとあてられたいっつうのしんしょ
ていこくれきよんねん「ヴェルセーヌきゅうせんきょうていかいだん
ていこくりょうイヴリーヌズヴェルセーヌきゅうでん
だいりせきのかいろうをすすむばらのじょうおう
ひだりにはパーシヴァルみぎにはアルバレス
はしらのかげにはまねかれざるきゃく
くろのきょうだんよりはなたれし
しかくしかくよりはなたれしクロのきょうだん
ああ ... れきしはかいざんをゆるさない
こおりつくときのなかをくずれおちるアルバレス
パーシヴァルのやりがひらめきくずれおちるゲフェンバウアー
それは ... れきしのながれがかわるしゅんかんだろうか
それともさいしょからすべてきめられているのだろうか
さきにいったのか
ゲフェンバウアーひととはまったくかなしいものだな
かれをいざなうさいごのやみそのなかにさえ
ああ ... あかい ... なんてあかいゆうひなんだ
シャーロット ... わたしはかならず ... かならずかえって
ブリタニアれきろくひゃくさんじゅうねんえいゆうアルバースアルバレス
ヴェルセーヌきゅうでんにてあんさつしゃのきょうだんにたおれる
かれのぼうめいには
ルナバラードがささげたうたのいっせつがきざまれた
おおくをころしおおくをいかした
おおくをなやみおおくをなしだ
アルベルジュここにねむると
ガリアぜんどをまきこんでなおとまらないたいせん
そのしゅうけつには
さらにおおくのちとなみだごねんのさいげつをようするのである
ゆうひにそまるおかよりそうようにならぶふたつのぼひょう
はくえがりんとにはばたいていくおわらないそらのむこうへ