かせんじきでさがすみずをきってはねるいしころ
だれよりもはやくとおくとばせたやつがいちばんになれる
あわいねがいをのせたさいどすろーでみかけたそらは
うすぐもがかかったようなさえないいろをしていた
おもいどおりにはずむほうぶつせんかんたんにできはしないけれど
むこうぎしのだれかにとどけばなにかがかわるかな
むすんではいたてのひらのなかには
おくびょうなほんねのかけら
のぞきこまれてあわてる
くりだすこんしんのちからをこめたもーしょんいめーじしてみてやめた
ふみだせないそのいっぽがこわくてなんどもためらってばかり
またたいむいんぐをみうしなってる
ことばなんてなくてもなんでもわかりあえるのさ
そんなふうにいってくれるひとってどれくらいいるのかな
ほそくのびたいくつものらいんぷつりときれてしまいそうで
ふとくつながっていたいこころはおもってるけど
ゆめ」と「きぼう」と「おもいで」をつみあげてなみだをしみこませたら
それをせいしゅんっていうらしい
りかいふのうなかんじょうでしだいにふらすとれーしょんふくらんではおもくなってく
ばらんすわるいちゅうとはんぱなじぶんにいつでもといかけてばかり
ほんとうのぼくは、どこにいるのだろう
もしもいちどにとりまくすべてをなにもかもりせっとできたなら
だれにでもすなおなじぶんのままでわらっていられるのになあ
むすんではいたてのひらのなかにはおくびょうなほんねのかけら
きれいなかたちじゃないけど
くりだすこんしんのちからをこめた
もーしょんみようみまねだっていいから
みずをきりねらいをさだめたさきへ
とぎれないようにまっすぐ
ねがいよとどけ
どうかとどいて