未来は結末は誰にもわからない
それでもすべてを運命と言いたくはない
今まさに幸せの絶頂にたどり着いた二人も
取り損ねたフライで青春に幕を下ろした彼も
傷つくことを知っていながらも恋している彼女も
子供の頃描いていた夢を見事にかなえるのも
他人に言わせればただ運命の一言にもできるけど
他人に言えないほど努力が汗が涙がきっとあって
見せびらかすものでもないけれど
今日に至るまでのあなたの想いに今光をあてたい
許すための優しさと涙肩を抱き合うほどの信頼
いくつもの選択肢の中であなた自身が選んできた
困らせぬように飲み込んだ想い指されても信じた心を
僕は運命と言いたくはない
誰に語られることがなくても誇り高き人生
意味を見つけられない残業に肩を落としてる人も
もう何枚目かすらも忘れた触れ記書を書く人も
期待していた未来の自分に落ち込んでしまう日も
すべては今につながってるけど別に今がすべてじゃない
ささやかな満足から抜け出す覚悟を決めた彼と
生まれた街を出ていく背中を笑顔で見送る彼女
未来を始めるその瞬間に結末は知らずとも
歪むギターを鳴らしてあなたと共に生きてる今日も
あなたが今手にした幸せも胸を締め付けるその後悔も
他人に言えないほどの努力や汗や涙の上にあって
思うがゆえに手を離したことそんな自分を信じた心を
運命なんて言わないでほしい
許せる優しさとその笑顔悔しくて泣くほどの努力が
いくつもの選択肢の中で進むべくして進む未来へ
大切の意味を背負いながらも愛する人を信じる心は
決して運命では片付かない
誰に語られることがなくても誇り高き人生
未来は結末は誰にもわからない
それでもすべてを運命と言いたくはない