君と僕 握りしめた 二つの手の中で
生まれた光 今放とう
琥珀色の夕焼けに染められた
街は悲しい光と影 映していた
いくつもの奇跡の糸
つながって絡まって たどり着いたよ
始めるのは今 この場所から
雨のち晴れ あの雲になれ 今を泳いでゆく
その心 縛りつけてる ためらい振りほどいて
君と僕 握りしめた 二つの手の中で
生まれた光 今放とう
一つ 二つ 夜を乗り越えてゆく
月のスポットライトに照らされながら
雲をふちどる蛍光が
ガラス細工 君の心を
包み込んでく ため息は遠く空に消えた
雨のち晴れ あの雲になれ 今を泳いでゆく
目を閉じても 疑っても メビウスジェットコースター
君の心映した 空に優しく風吹いて
赤い風船 飛んでいった
途方もない険しい道の途中
辛くて苦しい旅路の果てには
誰一人知るはずのない 光の世界
君と僕 あの日の誓い 想像さえ超えてゆく
どこまでも繋がる日々を眩しく照らし出すよ
春が暮れば 始まり色さ 宇宙の果てまでも
消えることない 君の証 自由なその両手で
ここからまた始めよう
